【ジョージマン北2000キロ】富士の樹海を走破!「白い物体が、目の前を…」

スポーツ報知
富士山がジョージマン北を歓迎

 2000キロを走って巨人のキャンプ地・宮崎に向かうジョージマン北(52)が16日、静岡県に入った。山梨・大月を経由するルートを選択したジョージマン北は、富士山麓に広がる樹海を走った。

 「冬眠していない熊が怖くてねー」とジョージマン北。以前のレース時に野生の鹿を見たことがあるルートだという。人は全く歩いておらず、車も時折通過していくだけ。寒くて、スマートフォン用の外部バッテリーはすべてゼロになったという。

 疲れから幻覚も見た。「白い物体が目の前を横切るんです。あと、人がいるな、と思ったら誰もいない」。睡眠不足からくるものだろうというが、富士の樹海のまっただ中を一人走っていたときの事だ。何が出ても不思議はない場所を通過した。

 約40キロを6時間かけ走破。「トラックをよけながらなんで、普段は4時間なんですけど、ちょうどいいペースになってます」と平然と語った。

 現在はこの日の目的地、掛川に向かって走っている。すでに11時間、64キロを走破。「ここからは道も分かってます、かなりいいペースですわ」と絶好調。トラブルがなければ太平洋沿いを西に走り明日には愛知県に入る予定だ。

 ◆ジョージマン北 1965年12月23日。兵庫・姫路市生まれ。52歳。元プロ野球選手の城島健司氏公認ものまねタレント。シュートボクシング、ボディビルで肉体を鍛え、社会人硬式野球チーム「嘉麻市バーニングヒーローズ」、「サウザンリーフ市原」に所属。Hit野球塾で野球指導も。 2016、17年に東京→宮崎1400kmを完走。トレイルラン、富士山ラン、裸足ランが得意種目。

 スポーツ報知では「ジョージマン北2000キロ」を随時配信します。

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