坂上忍、八角理事長を「甘ちゃん。相撲界のいろいろな事情が我々をしらけさせる」

スポーツ報知
初場所5日目、休場届を提出し、宮城野部屋に引き上げる白鵬

 18日放送のフジテレビ系「バイキング」(月~金曜・前11時55分)では、大相撲の横綱・白鵬(32)=宮城野=が初場所4日目に左足親指を負傷し、5日目のこの日から休場することになったことについて議論した。

 白鵬が初場所3日目、4日目と連敗したことについて意見を求められた二宮清純氏(57)は「今までは、立ち合いのかち上げや張り差しで機先を制してきた。それが実質的に禁じられたとなれば、相手からすれば恐怖心がなくなってきたのでは」と分析。この意見についてMCの坂上忍(50)が「(白鵬の)40回の優勝は金字塔だけどアレは何だったの。エルボーや張り手がなければそこまでいっていないってこと?」と疑問を呈すると、二宮氏は「そうは言い切れない。加齢やけがで(白鵬の)相撲が変わってきた。勝ちたいという気持ちでも、体がついていかなくなってきたので横綱にあるまじき技も使うようになってしまった。本人もそういうジレンマがあったと思う」と返答した。

 白鵬は2016年春場所千秋楽でも、立ち合いの変化で元横綱・日馬富士関に勝利。白鵬自身は「こういう形で決まって申し訳ない」と語っているが、八角理事長(元横綱・北勝海)は「あれは変化と言うよりも、いなしだな。仕方がない」と擁護した。

 これにも坂上は「当の本人が申し訳ないと言っているのに、八角理事長が擁護するってどういうこと。甘ちゃんですね。この時に、きちんと指導していればこんなことになっていなかったんじゃないか」と声を荒げた。さらに「相撲界にはいろいろな事情があるらしいけど、それが我々をしらけさせる。いつになったら分かってくれるのか」と意見すると、薬丸裕英(51)は「横綱を審議していない、横綱審議委員会」と厳しかった。

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