河相我聞、息子・沙羅と“親子リレー”で初共演「家では普通にしゃべってるのに、現場ではぎこちなく…」

スポーツ報知
河相我聞(右)と息子・河相沙羅(C)TBS

 俳優の河相我聞(42)と、長男で俳優の沙羅(23)が22日放送のTBS系月曜名作劇場「はぐれ署長の殺人急行3」(月曜・後8時)で共演することが19日、発表された。

 「はぐれ署長の殺人急行」は恵俊彰(53)が主演の人気シリーズ。警察庁のスーパーエリートでありながら地方の警察署署長としてあちこち左遷されている鉄道オタクの北斗鉄太郎(恵)が、署長らしからぬ行動力と洞察力、そして趣味を活かした鉄道の知識で殺人事件をひも解いていく。

 我聞は事件のカギを握る重要人物・下山浩介役で出演。その青年期を河相の長男・沙羅が演じる“親子リレー”が決定した。河相と沙羅が同じ作品に出演するのは初めて。我聞は沙羅の撮影現場をこっそり覗いたり、一緒の待ち時間ではぎこちなくなったりと、普段とは違ったという。

 我聞は「今回は同じ現場で同じ役を演じるせいなのか、緊張しましたね。家では普通にしゃべってるのに、現場ではぎこちなくて、一緒にいても何をしゃべっていいのか分からなくなりました」と言い、息子の演技については「よく頑張ってたな、という感じですかね」とコメント。 

 また「僕は息子たちの演技を見て一度も褒めたことがないらしいんです。他のことは褒めるけれど、芝居に関しては褒めないみたいなんです。それは、この仕事をすることを個人的には賛成していないからなんじゃないかと思います。役を掘り下げることは楽しいけれど、決して楽な仕事ではない」と厳しい顔も見せ、「息子がこの先も役者を続けるかどうかは本人に任せていますが、役者に関しては僕は手を貸さない、と思っています」と語った。

 沙羅は「役者の仕事から離れていましたが、きっぱり辞めたわけではありません。もともと役者は父の周りの人が声をかけてくれて始めたこと。役者をするうちに、やりたいことが他にも出てきたのでそっちをやってみようと思い、今は脚本を作ったり映像を撮ったりしています。宮藤官九郎さんのような、どっちもできる人になりたいと思います。もし次に父と共演するなら、父を逮捕する役がやりたいです」と意欲を示した。

芸能

×