カンテレドラマ「僕のヤバイ妻」がトルコに輸出！リメイクへ

　関西テレビの福井澄郎社長（６９）が１９日、大阪市内で新春社長会見を行い、同局制作のフジ系ドラマ「僕のヤバイ妻」のリメイク権をトルコの制作会社「ＭＦ　ＹＡＰＩＭ」に販売したと発表した。

　「僕のヤバイ妻」は２０１６年に放送。家庭生活の息苦しさから妻を殺そうと決意した夫が、妻の誘拐事件に巻き込まれていくストーリーで、伊藤英明（４２）と木村佳乃（４１）が夫婦役を演じた。回を重ねるにつれ、妻のエキセントリックな本性が明らかになり、ネット上で大きな話題となった。

　同ドラマのリメイク権販売は、中国に続いて２か国目。トルコはドラマを中心とするコンテンツ制作、輸出に力を入れており、ドラマ輸出額は米国に続く世界２位の規模を誇るという。「トルコではシリアスなドラマがヒットする傾向にある。今後の展開に期待したい」と福井社長。「ＭＦ　ＹＡＰＩＭ」は２０１６年にも日テレ系ドラマ「Ｍｏｔｈｅｒ」（２０１０年）のリメイク権を獲得し、世界的なヒットにつなげた実績がある。