小堺一機、知られざるタロとジロの意外なエピソードを紹介…父親は南極越冬隊で調理人

スポーツ報知
小堺一機

 タレント・小堺一機(62)が20日放送のTBS系「サタデープラス」(土曜・前8時)で父親が南極観測隊だったことを明かした。

 番組では「マル分かりプレイバック」として1959年を紹介。第1次越冬隊とともに、南極に渡った樺太犬15頭が置き去りになり、59年にわたった第3次越冬隊が、タロとジロの2頭の生存を確認した。映画「南極物語」でも取り上げられた話題を紹介した。小堺は、タロとジロの生還を伝える紙面を紹介し、紙面に登場した村山越冬隊隊長について「第3次の村山隊長ですが、私の仲人でございます。お世話になりました」と話した。

 騒然とするスタジオで「どういうつながりですか?」の声が飛ぶと小堺は「父親が村山さんの隊長の時に越冬隊で行ったものですから。9次と15次に越冬隊の調理で行っております」と説明。意外な告白にサバンナ・高橋茂雄(41)は「今日イチびっくりしたわ」と話した。

 番組では第1次越冬隊に樺太犬の他に同行した動物がいたことを紹介。雄の三毛猫「タケシ」が同行していたという。三毛猫の雄は3万分の1という珍しさで「船の守り神」として連れて行ったという。帰国後、隊員に引き取られたが1週間で姿を消したという。

 小堺はタロとジロにまつわるエピソードを語った。「(樺太犬を)1年前に置いてきてしまったことで相当バッシングされたようです。慰霊碑を建てることになって、隊員さんが除幕式で1頭1頭の名前を読み上げたんですが、読み上げた方が15頭のうち13頭しか(名前を)言えなかった。タロとジロの名前だけ出て来なかったんです。1番簡単な名前なのに…。みんなで『もしかしたら(生きているかも)』って思っていたそうです」と話した。番組では三毛猫「タケシ」のおかげかもと盛り上がっていた。

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