長谷川豊アナ、フジ降板の登坂アナへ「セクハラ問題特集をやれば、視聴率も取れた」

スポーツ報知
長谷川豊アナ

 元フジテレビの長谷川豊アナウンサー(42)が27日、「登坂アナはむしろ自分のニュースをトップで扱った方がいいと思うのだが…」と題した自身のブログを更新した。

 ブログで長谷川アナは、フジテレビが26日に4月2日からスタートする夕方の報道番組「プライムニュース」について、メインキャスターに内定していた元NHKの登坂淳一アナウンサー(46)の起用を取りやめることを発表したことに「元NHKの登坂アナ。ちょっと不憫というか、こんな形で降板というのも…。『アナウンサー』としてのスキルを買われたのだと思うのだが、あんなに何年も前の件を週刊誌に報じられた、というだけで突然切り捨てられるのはなんだか見ていて心が痛む。今…もしくは最近の案件であれば多少は理解できるけれど…。(自分で辞退とか報じられっているが、当然フジが切り捨てたのくらいは誰でもわかる)」との見解を示した。

 さらに「今ああいった形で降板となったのであれば、一般論で言えば『あぁ、もっとひどい続報がある自覚があるのね』『そうなる前に逃げたのね』という感想はネットでも出てしまうと思う」とした上で「逆に初日のニュースに自身の文春報道を絡めて、徹底的に特集まで組んで『セクハラ問題特集』をやれば一気に視聴率も取れたように思う。『事実と違う報道がある』という以上、それもちゃんと説明して、そんな昔の事なのであれば気にせずにニュースを読めばより深みのあるアンカーにもなれたように思う」と持論を展開した。

 「無菌状態でなければすべて許されない世の中。今回は文春が『過去に処分されている』と記事にし登坂氏は『処分などされたことはない』と反論した。それだけのこと。どちらがウソつきかは知らないが、これからのニュースを伝えることに何の関係があるのか全く分からない。キャスターをするなら、まずはちゃんと自分のことについてしっかりと説明することの方が大事なのではないかと思うけれど…」とつづっていた。

 登坂アナは、25日発売の「週刊文春」(文芸春秋)で、NHK札幌局時代のセクハラ疑惑が報じられていた。フジテレビによると、25日夜に所属事務所を通じて本人から出演辞退の申し出があった。

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