栃ノ心初Ｖの大相撲初場所中継、２０・２％の高視聴率をマーク

◆大相撲初場所（２７、２８日・両国国技館）

　前頭３枚目・栃ノ心（３０）＝春日野＝が初優勝を飾った２７日放送の大相撲初場所１４日目のＮＨＫ総合の生中継（後５時）の平均視聴率が２０・２％だったことが２９日、分かった。

　元横綱・日馬富士関（３３）の暴行問題を巡る騒動やセクハラ行為で３場所連続出場停止の後に退職する立行司・式守伊之助（５８）＝宮城野＝の問題を受け、注目が集まった初場所。

　栃ノ心は前頭９枚目・松鳳山（３３）＝二所ノ関＝を寄り切って１３勝目。２差で追う横綱・鶴竜（３２）＝井筒＝と大関・高安（２７）＝田子ノ浦＝の３敗対決を待たずに初の賜杯を決めた。ジョージア出身力士の優勝は初。

　また、２８日に同局で放送された千秋楽の生中継（後５時）も平均視聴率が１９・０％の高数字をマークした。（数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ）