ベッキーが「くノ一」で時代劇初主演　「この瞳の色があるから難しいと思ってた」

　タレントのベッキー（３３）が、ＢＳジャパンの連続ドラマ「くノ一忍法帖　蛍火」（４月スタート、毎月前半火曜・後８時）に主演することが３０日、発表された。時代劇に初主演し、激しい殺陣アクションに挑む。

　故・山田風太郎さんが１９６９年に発表した小説「忍法双頭の鷲」を原作に、映画「超高速！参勤交代」などで知られる脚本家・土橋章宏氏が現代風にアレンジ。江戸幕府の５代将軍・徳川綱吉の時代、ベッキー演じるお螢ら３人の美しいくノ一忍者が悪を成敗する姿を描く。

　時代劇初挑戦＆初主演のベッキーは、「時代劇のオファーをいただいた時、大変驚きました」。英国人の父、日本人の母を持ち、エメラルドグリーンの瞳が魅力的で、「この瞳の色があるから時代劇に出演するのはむずかしいと思っていたんですが、逆にこの瞳をいかした時代劇の役を与えていただき、本当にうれしく思います」と喜びのコメントを寄せた。

　昨年１２月から京都で撮影。忍者服に身を包み、殺陣や忍術など激しいアクションに励んでいる。「人生初の時代劇の撮影が、京都の太秦で経験できるなんて、本当にぜいたくなことです。スタッフ＆出演のみなさんと、手を取り合い、最高の作品が撮れるよう、頑張ります！　ご期待ください！」と力を込めた。

　同作の瀧川治水プロデューサーは「型破りな時代劇」を掲げており、「現代人にもすっと頭に入る現代調に。外国人にも入り易い忍者ものに。３０代を中心に同世代で抜群の人気を誇るベッキーさんに時代劇初主演をお願いした」。時代劇のイメージを刷新する、強くきれいなヒロインとして期待を寄せた。