吉岡里帆、涙で「一生、頑張ります。お約束します」…エランドール賞表彰式

スポーツ報知
吉岡里帆

 日本映画プロデューサー協会が顕著な活躍を見せた俳優や制作者を表彰する「第42回エランドール賞」の表彰式が31日、東京・新宿の京王プラザホテルで行われた。

 新人賞に輝いた女優・吉岡里帆(25)はシックな黒のドレスで登壇。「いつも光り輝いている人たちがいて、その脇で(脇役として)必死にしがみついている日々だったなと思います」とこれまでの下積みの日々を回想。

 「(実家から)東京にお仕事に通って、冷たいシャワーを浴びていて…。本当にこの世界で生きていけるのかと思っていた日々でしたが、いただける役が本当に私の背中を押してくれました。エランドール賞をいただけるという連絡があった時、どの作品もスタッフさんが『また会おう』と言ってくれた共通点を思い出しました。2作品目呼んでいただけるよう、皆さんに飽きられないよう進化して、前へ前へ進んでいく。そして面白いものを作る信念を持ってお仕事に励みます。この賞は私のお守りになると思います。くじけそうになったら、今日、この日を思い出すようにします。一生、頑張ります。お約束します」と涙ぐみながら話した。

 この日はTBS系ドラマ「カルテット」でテレビ・プロデューサー賞を受賞した土井裕泰、佐野亜裕美プロデューサーのお祝いにピンクの華やかなドレスで花束嬢役をこなすなど大活躍だった吉岡。映画「STAR SAND―星砂物語―」、TBS系ドラマ「カルテット」、同「ごめん、愛してる」など多数に出演。若手女優として抜群の輝きを放った。

 式後の囲み会見で吉岡は「感極まってしまいました。こらえるものもこらえられなくなって」と涙の訳を説明した。

 「去年はたくさんのお仕事をいただいて、がむしゃらな1年でした。女性が強く仕事をして生きていく、自分が今、体感していることを演じていきたい」とニッコリ。

 プライベートについては「忙しいけど、アドレナリンが出ているのか、元気ですね。今、インナーマッスルを鍛えたいと思って、ランニングとかしています」と話し、「『カルテット』で悪女を演じさせていただいたんですけど、私もあんな生き方したいという声をいただいて…。女性が見ていて、励みになるような役を演じたいです」と続けた。

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