大竹まこと、長女大麻所持容疑で逮捕「親の監督不行き届き」テレビ、ラジオのレギュラーは継続

スポーツ報知
終始、神妙な面持ちで会見をした大竹まこと

 会社員の長女(28)が大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕されたタレントの大竹まこと(68)が1日、東京・浜松町の文化放送で自身がパーソナリティーを務める「大竹まことゴールデンラジオ」(月~金曜・後1時)の生放送前に会見し、「親の監督不行き届きだった」と謝罪した。最近、長女におかしな様子はなかったそうで、今後については「どう生きていくのか家族で話し合いたい」とした。大竹は2日以降も同番組に出演予定。テレビのレギュラー番組も引き続き出演する。

 ゆっくりとした足取りで会見場に現れた大竹は「娘が大麻取締法違反という犯罪をしてしまい、逮捕されました」と固い表情で切り出した。「まあ、一生懸命に育てたつもりですが、私の仕事の関係もあり、過ごす時間が少なかったことは否めません。親の監督不行き届きだったと思います。本当に申し訳ございませんでした」。頭を10秒間、深々と下げて謝罪。そこには毒舌家の面影はなかった。

 警視庁の調べによると、長女は1月28日の未明、品川区で大麻を所持していたところを大崎署に逮捕された。挙動不審だった長女に警察官が職務質問をして発覚。長女は容疑を認めているという。大竹によると、長女は同日朝まで取調べを受けた後、いったん捜査員とともに大竹宅へ。大竹の妻と話して再び連行されたという。長女は大学を卒業後、デザイン関係の会社に就職。親元から独立してアパート暮らしをしていた。

 今年の正月に一家で集まり、その後も2、3回会ったが特におかしな様子もなかったという。「マリフアナですよね。覚醒剤なら分かったかもしれないですが」と悔やんだ。「ただ普通のお父さんのように、娘と共有する時間がなかったことが悔やまれてならない。娘のことは愛しております」と愛情もにじませた。今後については「娘が戻ってきたら将来、どうやって生きていくのかを家族で話し合いたい」。自宅に娘を連れ戻すことはせず「28歳で自活している。そこは尊重して親として協力したい」という。

 大竹はその後、ラジオの生放送中でも謝罪。今後の同番組やテレビ朝日系のレギュラー番組「ビートたけしのTVタックル」(日曜・後0時)の出演については「局の指示に従うだけです」と話した。しかし、文化放送によると2日以降も番組は継続。テレビ朝日も「今後も変更はありません」と説明した。4日放送分は既に収録しており、編集をやり直す予定もないという。

 〇…会見中、大竹は長女の職業などのプライバシーについて「一般人ですので」と回答に迷う様子を見せた。「私は公人ですから、こういう場に出なくてはいけないのかなと思っている」としたが、長女については「どこまで話していいのかな」と多くを語らず。質問する報道陣に対して「それは答えた方がいいんですか? どうしてもと言うなら答えますが」と何度か逆質問する場面もあった。

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