斉藤由貴、見守った母に声震わせ「お母さん、ごめんね。来てくれてありがとう」…ブルーリボン賞授賞式

スポーツ報知
助演女優賞を受賞し、挨拶する斉藤由貴

 東京映画記者会(報知新聞社など在京7紙)が主催する「第60回(2017年度)ブルーリボン賞」の授賞式が8日、東京・内幸町のイイノホールで行われた。

 「三度目の殺人」(是枝裕和監督)で助演女優賞に輝いた斉藤由貴(51)は「雪の断章―情熱―」で第28回(1985年度)の新人賞に輝いて以来32年ぶりの受賞。

 胸元の大きく開いた黒のロングドレスにハイヒールで登壇すると、周囲を見渡し、「本当にありがとうございます。32年前に相米慎二監督のもと初めて長編に参加させていただいて。自分がどんな風に賞を頂いたか覚えてなくて。こんなにも年月がたってから、またもらえるのが夢のような気持ちです。思いがけないプレゼントだと思ってます。選んで下さった記者会に心から感謝します。素晴らしい作品に参加させて下さったことにも感謝します」と話した。

 会場には母・淳(あつ)さんが駆けつけ、客席後方で見守った。「お母さん、ごめんね。来てくれてありがとう」と声を震わせた。 「今日はこの前に入る映画の衣装合わせに行ってきました。映画っていいなと改めて思いました」と斉藤。

 司会の大竹しのぶから「去年は大変でしたけど」とツッコまれると、「えっ、このくらいでいいですか…」と戸惑い、「今日は大竹さんと会えて、うれしいです」とだけ苦笑しながら話した。

 昨年8月、横浜在住の50代開業医の男性とのW不倫騒動もあったが、この日は最後まで晴れ晴れした笑顔を見せた。

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