竹俣紅、蒙古タンメン５倍くらいの激辛エッセーは「事務所の方に止められた」

　女流棋士でタレントの竹俣紅（１９）が１０日、都内で初フォトエッセー「紅本」の発売イベントを行った。

　１７日に史上最年少棋士・藤井聡太五段（１５）と羽生善治竜王（４７）との公式戦初対局（第１１回朝日杯将棋オープン戦）行われるが、「（２人が）何の戦型を選ぶのか気になります。どれだけクオリティーの高い終盤戦が見られるかが、見どころですね」と興味津々。勝敗予想には「将棋は何が起こるか分からない。予想は難しいです」と話した。

　１０代最後の一年を四季ごとに撮り下ろした写真と、日々考えていること、感じたことをつづったエッセーの２本立て。「『フォトエッセー』という言葉を聞き慣れていなくて、フォトなのかエッセーなのか、素朴な疑問がわいた」というが、でき上がりには大満足。「写真と文章が両方入っているので、かき氷とソフトクリームを一緒に食べるみたいなお得感を感じました。自然な表情を出すことができるか不安だったけど、自分でも見たことのないような素の表情が詰まった写真になりました」と語った。

　普段から辛口の語り口という竹俣。文章の内容については、物足りなさもあるようで「（激辛で話題の）『蒙古タンメン中本』の北極ラーメンの辛さ５倍ぐらいに、辛口な文章を書こうと思ったけど、事務所の方に止められてしまった…。とってもマイルドなものになっています」と明かしていた。