高梨沙羅、視聴率も大ジャンプ 瞬間最高28・5%

2018年2月14日6時0分  スポーツ報知
  • 銅メダルの高梨沙羅

 12日に行われた平昌五輪ジャンプ女子個人ノーマルヒル決勝で、高梨沙羅(21)が銅メダルを獲得したNHK総合の生中継の瞬間最高視聴率が28・5%(関西地区29・7%)だったことが13日、分かった。メダルを逃した4年前のソチ五輪の瞬間最高視聴率12・6%(同14・3%)を大きく上回り、関心の高さを証明した。テレビ東京系のスピードスケート女子、高木美帆(23)の銀メダルも高い数字を記録した。(数字はビデオリサーチ調べ、関東地区)

 優勝したマーレン・ルンビ(ノルウェー)が110メートルのジャンプをした直後に沙羅の銅メダルが確定した午後11時47分、最高瞬間視聴率28・5%を記録した。沙羅が2回目を飛んだ時間帯(後11時20分~深夜0時)の平均視聴率は24・8%(関西地区25・2%)と、高視聴率を叩き出した。沙羅の地元・北海道の札幌地区では平均26・0%の高視聴率を記録した。

 4年前のソチ五輪でNHKが中継した高梨の平均視聴率は9・6%(同10・9%)。最高瞬間は高梨の4位が決定した午前3時59分に記録した12・6%だった。今回は、“倍返し”を超える飛躍を遂げた形だ。

 NHKも番組編成を大幅に変更して沙羅を中継した。当初、ジャンプの放送は午後11時20分までとしていたが、競技時間に合わせて延長。直後に予定していた五輪ハイライトやニュース、時事公論をずらし午前0時17分まで中継した。セレモニーを経て、沙羅は午前0時4分から2分間、テレビ画面の前でインタビューを受けた。競技終了後も18%を超える高い数字を記録した。

 日本勢が3つのメダルを獲得した同日、他競技でも視聴率ラッシュに沸いた。高木美を中継したテレビ東京の平均視聴率は13・0%(同8・6%)。同局で89年に冬季五輪中継を始めて以来、最高の数字を記録した。先週月曜の同時間帯の番組「未来世紀ジパング」(後10時)の平均視聴率4・6%の約3倍となった。高木美がゴールし、銀メダルを決めた瞬間(後10時47分)は19・3%だった。

 開催前は「関心が薄い」との指摘もあった平昌五輪だが、注目度は増すばかり。フリースタイルスキーの男子モーグル決勝で伏兵の原大智(20)が銅メダルを獲得すると、NHKが午後10時23分頃に速報テロップを流した。沙羅が銅メダルを決めた瞬間までの約80分、列島は歓喜に包まれた。

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