二階堂ふみ「羽生選手の話で盛り上がって、幸せだなと」

スポーツ報知
映画「リバーズ・エッジ」の公開記念舞台あいさつに出席した二階堂ふみと吉沢亮

 女優の二階堂ふみ(23)と俳優の吉沢亮(24)が18日、都内で行われた主演映画「リバーズ・エッジ」(公開中、行定勲監督)の公開記念舞台あいさつに出席した。

 「ヘルタースケルター」などで知られる漫画家・岡崎京子さんの代表作で、1993~94年に雑誌「CUTiE」に連載された伝説の人気漫画を映画化。16歳の頃に原作と出会って衝撃を受け、自ら行定監督に映画化を提案した二階堂は「(夢は)叶うものなんだなと…。やりたいと言葉に出す大切さもありますし、この7年間で出会えた方々との出会いもあり、すごく私にとって思い出のある大切な作品になった思います」と感無量の表情。吉沢も「ふみちゃんから『リバーズ・エッジって知ってる?』って言われてから、もう3年くらい経って形になって、信じられないです。演じられて役者として幸せでした。役者人生で重要な役だったと思います」と振り返った。

 作品は、ベルリン国際映画祭のパノラマ部門オープニング作として出品され、二階堂や吉沢は17日に帰国したばかり。「すごい盛り上がっていて、幸せだなと感じながら歩いていました。言葉も文化も違うので、たくさんの発見があって、すごく刺激的な時間でした」(二階堂)。

 前日、平昌五輪フィギュアスケート男子で同世代の羽生結弦選手(23)が連覇を飾ったことについて、二階堂は「ここに来るまでのバスでその話で盛り上がって、上杉(柊平)君は熱弁してました」と告白。上杉柊平(25)は「泣いちゃって…。ポーズをマネしちゃいました。素敵な瞬間を見られて、うれしかったです」と同世代のヒーローに刺激を受けたことを明かしていた。

 主題歌「アルペジオ」を担当した小沢健二(49)からのサプライズの手紙も代読され「ふみさんが映画化にかけた熱量は小宇宙を創れるくらいのもの。本当に大きなものって、実はけっこう個人的で、小さくて、かっこ悪くて、理屈が合わなくて、それでも自然に体が動いてできるのではないかと思います」というメッセージが伝えられた。

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