吉永小百合、筋金入りの冬季五輪ファン 小平の金は「正座して拝見」

スポーツ報知
桜柄のブレザーで登壇した吉永小百合は子役と一緒に客席にボールを投げた(カメラ・小泉 洋樹)

 120本目の出演映画「北の桜守」(滝田洋二郎監督)の封切りを3月10日に控える女優・吉永小百合(72)が20日、東京・丸の内TOEIで公開記念イベントを行い、平昌五輪への熱い思いを語った。自身もスキーを得意とするだけに応援は真剣そのもの。21日に準決勝、決勝があるスピードスケート女子のチームパシュートに「とても期待しています」と金メダル獲得へ、力強いエールを送った。

 吉永は、パシュートについて「陸上のリレーと似ていて体の大きくない日本人でも知恵を使い、テクニックで戦えますよね」と、チームワークで勝負できる魅力の奥深さを語る。“北海道オタク”を自認するだけに高木美帆(23)は以前から気になる存在。「15歳から活躍されているでしょ。(この種目で)お姉さん(高木菜那=25)も引っ張って。たくましくなられて。期待しています」

 18日夜はキャンペーン先から帰京し、スピードスケート女子500メートルで五輪新記録で金メダルを獲得した小平奈緒(31)のテレビ中継にギリギリで間に合った。「正座して拝見しました。留学先のオランダで武者修行され、その成果をしっかり出された」。祈るような思いで応援し、その瞬間を見届けることができた。

 芸能界きってのスポーツ好きで知られる吉永。特にスキー歴は44年という腕前で、立てたポールを巧みにカーブできる技術も持つ。「5キロをノンストップで滑ったりもしました」と話しており、冬季五輪の見方も応援も専門的で“筋金入り”だ。

 いま新作キャンペーン真っ最中。五輪も気になるだけに「もう、ふらふら」と苦笑い。「でも選手の素晴らしい活躍を見るとパワーをもらえ、力が湧いてきます」。映画のヒットも「もちろん金メダルを目指します」と力を込めた。

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