真矢ミキ、出番がないのに大杉漣さんの演技が見たくて撮影現場を見学した秘話を明かす「本当に驚かされた」

スポーツ報知
大杉漣さん

 女優の真矢ミキ(54)がMCを務める22日放送のTBS系「ビビット」(月~金曜・前8時)に生出演し、映画「ソナチネ」「HANA―BI」などに出演し、ドラマやバラエティーでも親しまれ20日に66歳で亡くなった俳優の大杉漣(おおすぎ・れん、本名・大杉孝=おおすぎ・たかし)さんへの思いを明かした。

 真矢は大杉さんと共演した当時の秘話を告白し、「出番が違ったので」と直接の共演はなかったという。この映画で「大杉さんは公安という役で私は警察の中の警視正という役だった」と明かし、真矢は大杉さんの演技を見たくて自らの出番なかったが撮影現場を見学したという。

 この時の心境を「ただただ本当に見に行きたくて、なぜならば、警察というひとつの組織に固まった役だと、みんなが競い合って光る演技をされているなか、公安が最後に出てくるって、どんな切れた演技されるんだろうと思って、どんなクールで来るんだろうって見たくて。初めて、あんまり人の現場って行かない方がスタッフの方も気を使っちゃうからってのもあるんで、お願いだから見せて欲しいと思って、これは本当に宝となる目から入る物が見れるはずと思って見に行ったんですけど」と明かした。

 大杉さんの演技を目の当たりにし「何がすごいって鋭利な物で刺すような冷たさってありますけど、すごい人って刺さないんだって思った。サッとすれ違っただけで、パッと血が出てしまっているような、そういうクールな役作りで。本当に驚かされた」と感嘆したという。その上で自分が感じたような感想を持った「そういう役者さん山ほどいらっしゃると思いますね。共演して温度を感じた方なんかは特に」と振り返っていた。

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