井筒和幸監督、大杉漣さんは「ストレスすごくあったと思う…表には出さない心の悩みは色々」

スポーツ報知
大杉漣さん

 22日放送のテレビ朝日系「ワイド!スクランブル」(月~金曜・前10時25分)では、21日に66歳で急逝した俳優の大杉漣(おおすぎ・れん、本名・大杉孝=おおすぎ・たかし)さんの訃報を特集。若い頃から親交のあった井筒和幸監督(65)は「ストレスはすごくあったと思います」と大杉さんについて語った。

 20代で大杉さんと知り合い、大杉さんの部屋に1か月近く居候していたこともあるという井筒監督。「大抵のことには驚かないんですけど、さすがに昨日はビックリしたな」と訃報に接した心境を口にした。その上で「僕もちょっと前に心臓患ったりしてますけど、みんな今この歳ね、心筋梗塞になる原因というか、ストレス。長年のもんだけどこの業界っていうのは。本当に毎日毎日ストレスのたまる仕事ですよ。その中で飲むでしょ」とコメント。

 大杉さんもストレスがあったのか問われると「ストレスはすごくあったと思います。真っ直ぐな人だから余計に。口には、表には出さないけども、心の悩みは色々ね。仕事に対する自分のいたらなさみたいなことも含めてね」と語った。ストレスをため込んでいたのかという問いにも「そういう横顔を見るときもありましたよ。いつも現場で快活にわーって言っててもね、終わったときにちょっと孤独な瞬間ね」と明かした。

 最後にかけたい言葉を聞かれると「悲しいとは思いません。人の寿命だと思う」としたが、「大抵驚かないんだけど、(訃報を聞いて)持ってたものを落としちゃった」とショックの大きさを口にしていた。

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