テレ東幹部、大杉漣さんの急死は「制作側も全く突然のことで、戸惑うというだけです」

　テレビ東京の小孫茂社長（６６）の定例会見が２２日、東京・六本木の同局で行われた。

　席上、同局のドラマ「バイプレイヤーズ」の撮影直後の２１日に急死した俳優・大杉漣さん（享年６６）について、会見に同席した長田隆編成局長は「当日は朝８時から撮影を始め、途中で休憩をはさみました。午後９時ごろ、全く通常通りの撮影を終えた後、共演者の方と外で食事をして午後１１時ごろ、ホテルの自室に戻られました。夜２時頃に腹痛を訴え、共演者の方と病院に行かれたということです」と話した。

　会見に同席したドラマ制作部の同作品のスタッフは「当日の撮影の時、大杉さんは全く持って元気でありました。いつも以上に元気だった。少しだけ撮影スケジュールが巻いていたため、少し楽になった撮影でした。夕食の席は共演者のみでした」と追加した。

　その上で長田局長は「私ども制作側も全く突然のことで、戸惑うというだけです」と困惑気味に話した。