杏&アンジャッシュ、アンパンマン声優に!

スポーツ報知
(C)やなせたかし/アンパンマン製作委員会2018

 女優・モデルの杏(31)とお笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建(45)、児嶋一哉(45)がアニメ映画「それいけ!アンパンマン かがやけ!クルンといのちの星」(6月30日公開)で声優を務めることが21日、分かった。

 杏&アンジャッシュ。まさにアンパンマンにピッタリなアンビリーバブルな声優陣がキャスティングされた。

 好奇心旺盛な子供「クルン」を演じる杏は、2015年の「百日紅~Miss HOKUSAI~」以来3年ぶり2回目のアニメ映画での声優。1男2女のママだけに「アンパンマンを見た子供の反応を見て、改めてアンパンマンの持つ力、メッセージ性を感じました。大人たちが子供たちに夢を、希望を与えたいという思いで作られているのだな、それに加わることが出来てとても光栄だな、と思いました」と実生活の視点で語りつつ「見てくださるお子様の中には、これから言葉を覚える段階の子も多いと思います。なるべく聞こえやすく、耳に入りやすく、あたたかさを感じられるような声をお届けできたら」と母親らしい抱負を述べた。

 一方のアンジャッシュは悪役メカ「だだんだん」を渡部が、同じく「ゴロンゴロ」を児嶋が担当する。2人の芸人としての露出の頻度を重ねて、渡部がメジャーキャラ「だだんだん」を、児嶋はレアキャラ「ゴロンゴロ」を担当することになった。

 渡部は「僕自身も観ていた国民的アニメなので大変感激しました。大学受験中に腰を悪くして長期入院し、志望校も落ちまくって絶望している時、アンパンマンのマーチに励まされました」と懐かしみつつ「2人そろってあまり仕事をしないアンジャッシュの貴重なコンビ仕事です。ぜひ見てください!」とジョークも。

 児嶋は「スケジュールに『アンパンマン』と書いてあって、最初は意味が分からなかったです。お話をいただいてビックリしてますが、大変光栄です。アンが付いてる名前からオファーいただいたと聞いて、覚えづらい名前で苦労してましたが、コンビ名をアンジャッシュにして初めていい事がありました」と喜びを語っている。16年の「コウノトリ大作戦!」以来のアニメ映画出演となる2人。テレビでは珍しくなった?共演が声で味わえることになる。

 1988年にアニメ放送が始まり、翌89年に第1作が公開された「アンパンマン映画」。今回は30作という節目ということで、テーマは「原点回帰」だ。アンパンマン誕生の契機となった「いのちの星」が物語に大きく関わっており、さらに「何のために生まれて 何をして生きるのか」という深遠なメッセージを持つ「アンパンマンのマーチ」を改めてメインテーマ曲として見つめ直している。子供に「愛」と「勇気」を伝えるだけでなく、大人にも「喜び」と「希望」を贈る作品を目指す。

 また、例年好評を博しているアンパンマンたちと一緒に歌ったり手拍子をしたりできるパートも登場。今回は、大人気曲「サンサンたいそう」がラインアップされている。

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