竹下景子、クイズダービーとの出会い語る「経済的に自立が出来、実家に帰らずに済んだ」

スポーツ報知
竹下景子

 女優・竹下景子(64)が24日放送のTBS系「サワコの朝」(土曜・前7時半)に出演し、運命を変えた番組との出会いを語った。

 名古屋の高校を卒業し、東京の女子大に進学し、上京したが「とにかく実家を離れたくて…。大学受験を…。これが最初で最後のチャンスだと思ったんですね。ここで親元を離れなければ私は一生かごの鳥だと思った。何か自分を試してみたいと思ったんですね。上京した当初は『お母さん、私は4年で実家に帰ります』と宣言したんです。女子大だから許してね、学生寮だから許してねって」と厳しかった母親からの自立が目的だったという。

 その後、女優としても活動。「大学3年の時から、仕事が続いて試験の時以外はほとんど(学校に)行けなくなって…。それで(1年留年して)大学5年生の時に『クイズダービー』になぜか私が(出演することに)。4年間は親から仕送りがあったんですが、テレビのレギュラーが加わって、経済的に自立が出来たんですね。これは帰らなくても生活が出来ているんだって」と語った。阿川佐和子(64)が「クイズダービーのおかげで名古屋に帰らなくて済んだんですか」と問いかけると「それもあります」とうなづいた。

 竹下は1976年から1992年まで同局系「クイズダービー」に解答者としてレギュラー出演を果たし、正答率83%で「三択の女王」として注目を集めた。「私の隣の黒鉄ヒロシさんやはらたいらさんが名回答をされるので、ちょっとマネをして新聞、週刊誌を読んだけど、さっぱり結果が出なかったので勉強はやめました」と笑った。

 阿川から「賢い知的な女優だとレッテルをはられましたよね」と言われると、「それは巨泉さんの作戦ですね。キャラクター付けされる名人でらしたから」と話した。

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