小倉智昭氏、銀メダルで土下座の韓国選手思いやる「発言が怒りを誘っちゃったのかな」

スポーツ報知

 26日放送のフジテレビ系「とくダネ!」(月~金曜・前8時)では、24日女子マススタートで銀メダルを獲得した韓国のキム・ボルム選手(25)が、レース後に土下座していたことを特集した。

 キム選手は、銀メダルを獲得するも会見で「国民のみなさまに申し訳ないという思いで土下座しました」と理由を説明。大会については「申し訳ないという気持ちしかない」と五輪を振り返った。

 事の発端は19日に行われた女子パシュート準々決勝オランダ戦で、最後尾の選手を置き去りにしてゴール。レース直後の会見でキム選手が笑みを浮かべ、最後尾の選手が敗因ととれる発言をしたことで韓国国内で非難が殺到。翌日に謝罪会見を行ったが、メダル獲得後にも再び謝罪をした。

 小倉智昭キャスター(70)は「韓国のスピードスケート界においては、スターなんですよね。この人」と首をかしげて、「パシュートのメンバーを決めるのは自分じゃないですからね。力の差が出てしまったっていうのはしょうがなかった」と残念がった。

 また、「(順位)決定戦でもう一度韓国チームが出てくるんですけど、1番弱い選手に合わせて滑ったら4秒だったかな。すごい遅くなっちゃった。そういうのを見ると選手のせいではないんだけど、発言が怒りを誘っちゃったのかな」とキム選手を心配していた。

 コメンテーターの石戸奈々子さん(38)は「オリンピックって国を背負って、国民の応援を受けて戦うものにも関わらず、自分のホームで、むしろバッシングになる中で、銀(メダル)を取るっていうのはすごい精神力。これ(土下座)をしないと許されない空気感が韓国にあったのかなと思うと、かわいそうというか立ち直って欲しい」と思いやっていた。

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