正蔵物言いで「林家九蔵」襲名取りやめた好楽弟子に立川談慶「逆にチャンス」

スポーツ報知
林家正蔵

 5日放送のTBS系情報番組「ゴゴスマ~GO!GO!Smile~」(月~金曜・後1時55分)では、落語家・三遊亭好楽(71)の3番弟子で5月に真打ちに昇進する三遊亭好の助(35)が好楽の前名でもある林家九蔵(くぞう)を3代目として襲名することに対し、2月に入って林家正蔵(55)が異議を唱え襲名が取りやめになった問題を特集した。

 番組には立川流の落語家・立川談慶(52)が生出演。正蔵が「(好楽が)三遊亭に行かれたんだし、その一門で林家はおかしい」と異議を唱えたことに対し、「もっともだと思います。そういう気持ちももちろん分かります」と理解。「(正蔵は)やっぱり林家を大きくしたという自負もありますし、一門を率いてるという思いもあると思う。また、好楽師匠が、自分がかつて名乗ってた名前を弟子に次がせたいという思いも分かります」とし、「両方分かるんですよ。すごいセンシティブな問題」と話した。

 また、今回の問題が大きく報じられたことに「逆に真打ち(昇進)でテレビに取り上げられるケースは今、難しい状態なので、チャンスだと思って。ケガの功名だと思って、これをきっかけに売り込んでもらったらいいと思いますよ」と好の助にエール。

 一門同士の関係についても「政治家の方みたいにいがみ合ってませんから。みんな仲良いですよ。出て行ったにしても、あの一門とは口聞かないとかはないと思う。円満ですよ」と話していた。

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