ビートたけし、松方弘樹さんは「最後の大物」

スポーツ報知
ビートたけし

 タレントのビートたけし(71)が5日放送の日本テレビ系「成功の遺伝史5」(月曜・後8時)に出演し、昨年1月に脳リンパ腫のため亡くなった俳優の松方弘樹さん(享年74)への思いを語った。

 80~90年代の人気バラエティー番組「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」で共演するなど、松方さんを親友だったと話すたけし。5人で最高級の肉と高級ワイン・ロマネコンティーを楽しんだときには会計が2000万円に上ったが、それを松方さんが現金で払った秘話を明かした。

 また、1986年にたけしがフライデー襲撃事件を起こして7か月、芸能活動を謹慎した際には、東京で週刊誌に追われる生活に疲れて京都に住む松方さんを頼ってお世話になっていたことを告白。「(松方さんは)芸能の、特に映画界の兄貴だから、最後の大物。撮影終わったら、全スタッフを連れてドンチャカ騒ぎを毎日させるのが松方さん」と思い出を語った。

 さらに、フライデー事件の時には「石垣島に行ったんだよ、B&Bの洋七と小さな店で飲んでたら。おばちゃんやおばさんがソワソワして『たけしさんでしょ?村の人はみんな知ってるよ。逃げなさい台湾に』って逃亡者だと思われた。『お父さんが朝6時港に漁船着けるから、それに乗れば台湾に逃げれるから』って、俺台湾に逃げでどうするんだ」と、逃亡者に間違われたことを明かして笑いを誘った。

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