市村正親、鹿賀丈史と夫婦役「こんなに見つめ合って芝居をするなんて」

スポーツ報知
公開稽古を行った、鹿賀丈史(左)と市村正親

 俳優・鹿賀丈史(67)と市村正親(69)が共演するミュージカル「ラ・カージュ・オ・フォール 籠の中の道化たち」(9日~31日)の公開稽古を8日、東京・日生劇場で行った。

 08年、同作で夫婦役をし、今回で3年ぶり4度目となるゴールデンコンビ。ピンクのドレス姿で登場した市村は30分かけて自身でメイクを施した。「化粧も内またもしんどいけど、美は我慢よ」と女性口調で語った。3年ぶりに見る“夫”を「相変わらずいい声で歌ってくれる。昔から変わらない」と絶賛した。一方、鹿賀も“妻”について「相変わらずキレイ。よく化ける」と目を見合わせてほほ笑んだ。

 ふたりは劇団四季時代からの盟友。出会って45年が過ぎたが、「20代前半では、こんなに見つめ合って芝居をするなんて思ってもいなかった」と市村。一方、鹿賀も「またパワーアップしている。その力がどこから出てくるのか…尊敬しますね」としみじみ。「芝居が新鮮で面白く、そんな人はなかなかいない。上演中は夫婦みたいなもの。思い合って助け合っていきたい」と熱い“10年愛”を見せつけた。

 

芸能

×