氷川きよし、平原綾香らが3.11チャリティコンサート

スポーツ報知
チャリティーコンサート」を行った(左から)氷川きよし、湯川れい子さん、三枝成彬、ジョン・健・ヌッツォ

 東日本大震災の遺児・孤児の支援を目的とした第6回「全音楽界による音楽会」3.11チャリティコンサートが10日、東京・赤坂のサントリーホールで開かれ、歌手の氷川きよし(40)、平原綾香(33)らが参加した。

 チケット代0円、入場時に義援金1万円以上を申し受けするのが同コンサートの特徴。フルオーケストラを背に、氷川は「勝負の花道」を歌唱。発起人の一人、湯川れい子さん(82)から直接オファーを受けたそうで「震災に遭われた方への変わらない優しさ、慈愛を感じて出演を決めました」とコメント。「今回も気持ち良く歌わせていただきました。お客様の(パチパチパチという)拍手の音が、天ぷらがカラッと揚がったようなきれいな音で、うれしい気持ちになりました」と振り返った。

 昨年7月にミュージカル「Beautiful」に主演した平原は「今日は何を歌うか、迷っていました。湯川先生が(ミュージカルの)和訳をなさっていたんですが、それが素晴らしくて歌う勇気が湧きました。震災で傷付いた人に、笑顔が届くような空間にできたら」とあいさつ。同ミュージカルのナンバーから「キャロル・キング・ヒットメドレー」を熱唱した。

 シンガー・ソングライターの三浦祐太朗(33)は母・山口百恵さんの名曲「いい日旅立ち」をカバー。力強い歌声を響かせた。小林幸子(64)は「雪椿」、さだまさし(65)は「いのちの理由」を歌った。

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