ミス・ユニバース山梨・細谷優希さん「世界で戦える人になりたいと思っています」

　２０１８ミス・ユニバース・ジャパンの日本代表を決める最終選考会が１９日に東京都内で開催される。１月２９日に行われた山梨大会でグランプリに輝いた細谷優希さん（２４）は現在、都内で外資系ＩＴ企業に勤め、スペイン語など外国語も堪能な才色兼備だ。山登りといったアウトドアを趣味に持っており、日本が世界に誇る富士山のように頂点を目指す。

　細谷さんは静岡出身だが、隣県の山梨には親近感を覚えてきた。「（山梨は）静岡と似ています。自然がたくさんあって、山もあって、フルーツもあって」と今回、山梨大会に出場し、グランプリに輝き、１９日の最終選考会へ臨む。

　山登りなどアウトドアが趣味という細谷さん。山梨、静岡両県にまたがる富士山もこれまで３度も登った。「日本の象徴として威厳があり、美しいところが魅力だと思います」。最終選考会で１人のみの代表に選ばれれば、世界大会（詳細未定）に出場できるだけに、「世界大会に行ってみたい気持ちはあります。世界で戦える人になりたいと思っています」と、日本が世界に誇る富士山のような存在を目指す。

　また、早大在学中にスペインへ留学。これまで２０か国以上を旅して、スペイン語をはじめ、英語、ノルウェー語、ドイツ語も身につけた才色兼備だ。

　ボランティア活動にも力を入れてきた。「元々、子どもたちが自分らしく生きられるような社会を作りたい気持ちがありました」。高校卒業以降、東日本大震災で甚大な被害に見舞われた宮城・石巻市に足を運び、仮設住宅に住む子どもたちと一緒に遊び場の再生プロジェクトを行うなど、子どもに関わる活動をしたり、外国人に日本語を教えたりしてきた。「そういう活動も、ミス・ユニバースに出ることで、自分が影響力や知名度を得ることができると思うので、さらに広げていきたいです」と夢を語った。

　山梨代表として１年間、イベントにも出演を予定している。「（山梨の）様々ないいところを発信できるようにしていきたいです」と目を輝かせた細谷さん。「自分の精いっぱいのパフォーマンスを出して、いけるところまでいきたい」と、日本の“頂”へと登っていく。（古川　浩司）

　◆細谷　優希（ほそや・ゆうき）１９９３年６月６日、静岡・沼津市生まれ。２４歳。神奈川県内の高校から早大に進学。２０１７年卒業。現在は都内の外資系ＩＴ企業に勤務。１７１・５センチ。好きな男性のタイプは、スポーツマンでマッチョな人。好きな芸能人は福山雅治。