吉本「ヒントン・バトルダンスアカデミー」公演に「ミキ」らがゲスト出演

スポーツ報知
「HBDA SHOWCASE2018」にゲスト出演した「ミキ」の亜生(前方左)と昴生(同右)

 「ヒントン・バトルダンスアカデミー(HBDA)」の公演「HBDA SHOWCASE 2018」が16日、大阪・中央区のYES THEATERで開催された。

 HBDAは、吉本興業が未来のブロードウェースターを発掘・育成を目的に昨年4月に開校。ブロードウェーの“レジェンド”であるヒントン・バトル氏が公演の演出、脚本、振り付けを担当。幕間には自らが売り子や清掃員、ピンヒールをはいた女性などにふんして、日本語で話しかけて和ませた。

 ほかにも、ビヨンセやマドンナの振付師としても知られるアンソニー・バレルや映画「座頭市」(2003年)、「TAP THE LAST SHOW」(17年)に出演経験のあるHIDEBOHら、世界的ダンサーもかかわり、ストーリー性のあるヒップホップ、バレエ、タップなど多彩なダンスで観客を楽しませた。

 後半には、お笑いコンビ「矢野・兵頭」の矢野勝也(47)、兄弟漫才コンビ「ミキ」がゲスト出演。ダンスの合間の導入部で、矢野は高校教師、ミキの2人は教育実習生として登場した。若者に人気のミキがステージに姿を見せると客席からは歓声。兄・昴生(31)は「キャーキャー言うな!」といつものキレ芸で応じ、「ゲスト出演と言われて来たのに楽屋もありません」などとアドリブで笑わせた。

 バトル氏はアカデミー生について「ブロードウェー、コンサート、バレエ団など、総合的にどんな場面でも活躍できる人間に育てています。吉本興業と言えばお笑いが有名ですが、お笑いの隣にダンスがあるということも覚えて帰って下さい」とあいさつした。17日も同所で公演が開催される。

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