たけし、独立を生報告「何も変わらない。仕事は減らすわけでもなし、増やすわけでもなし」

スポーツ報知
ビートたけし

 3月末で所属事務所「オフィス北野」から独立することが明らかになったタレントのビートたけし(71)が17日、TBS系「新・情報7daysニュースキャスター」(土曜・後10時)に生出演し、コメントした。

 “フリージャーナリスト”として同番組の司会を務めているたけしは同局の安住紳一郎アナ(44)の横でしゃがみ込んで登場。「オフィス北野は俺の事務所だよ。俺が辞めて誰に文句言われるんだ」と話すと、安住アナに向かって「ウチ来ない?TBSの3倍出すぞ」と公開オファーするなど悪のり。

 今後について聞かれると「何も変わらない。仕事は減らすわけでもなし、増やすわけでもなし」と話すと、4月から所属する事務所「T.Nゴン」の名前の由来を説明した。「TはたけしのT、Nは小説の主人公の名前、ゴンは犬の名前」と明快に回答。オフィス北野に残るたけし軍団については「あいつらはお金何億もあげたんだから。(自分は)退職金ももらっていないんだよ。3億もらえたのに」とぶっちゃけ。「(たけし軍団には)頑張ってくれと、今は俺一人でやることがあるから。映画監督から切り替えてAV男優をやろうかな」と本音と冗談を交えて今回の経緯を語った。

 たけしは1986年のフライデー襲撃事件の後、当時所属していた太田プロを退社。88年に森氏とともにオフィス北野をたちあげると、たけし軍団らも所属する会社を自ら稼ぎ頭として支えるとともに、さらに自らの監督作の多くを同社で製作・配給。世界的評価を受ける礎となってきた。4月からは、4年前に「愛人」と報じられたこともあるビジネスパートナーの女性と設立した会社「T.Nゴン」に所属して活動する。たけしの興味は映画から小説に移っているといい、自らのやりたい仕事に没頭できる体制にしていくようだ。たけしは古巣に対し、自らを慕う軍団を残して「オフィスたけし軍団」と名称変更して再出発することを進言しているという。

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