ビートたけし、独立語る「退職金もらっていないんだよ。3億もあるのに」

スポーツ報知
ビートたけし

 今月末で所属事務所「オフィス北野」から独立するタレントのビートたけし(71)が17日夜、TBS系の情報番組「新・情報7daysニュースキャスター」に生出演し、独立について初めて発言した。

 番組開始時にたけしはうつむきながら座り込み、ヘコんだフリをするボケからスタート。安住紳一郎アナ(44)から「心中お察し致します…」とツッコミを受けると「オフィス北野ってオレの事務所だよ!? オレの事務所をオレが辞めて誰が文句言うんだよ! ヤドカリだってケツを違うのに入れたっていいんだから」と、のっけからギャグ全開でまくしたてた。

 独立についての言及は、14日に事実関係が明らかになってから初めて。今後について「何も変わってないですよ。仕事減らすわけじゃなし、増やすわけでもなし。映画監督を切り替えてAV男優になろうかと」と大ボケ。事務所に残るたけし軍団メンバーらに対し「あいつらはトクしてんだ。オレ、株あげたりお金を何億もあげたんだから。冗談じゃないよ。オレ、退職金もらってないんだよ。3億はもらえたんだよ」。親心で巨額資金を残したことを笑いに変えた。

 4月からは、愛人関係とも報じられているビジネスパートナーの女性と設立した会社「T.Nゴン」で活動する。名称の由来を「TはたけしでNは小説の主人公の名前、ゴンは犬(飼っている柴犬)の名前」と説明した。

 さらに10年間にわたり番組でコンビを組む安住アナに「ウチ来ない? TBSの3倍払う! ボーナスあり! 社会福祉全部付いて厚生年金ね。結婚式の司会(の仕事)もいっぱい取るし、競馬中継、競輪中継も…」と熱烈に勧誘した。

 エンディングでは、次週の2時間半スペシャルに向け「たけし、事務所問題、全て語る! よろしくお願いします!」と最後もボケ。独立という重い決断も、徹底してギャグにしてしまうことが芸人としてのたけしの信念だったようだ。

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