松本人志、R―1優勝濱田祐太郎の漫談に「まったく気の毒な感じがしない」

スポーツ報知
濱田祐太郎

 ピン芸人日本一を決める「R―1ぐらんぷり2018」で優勝した視覚障害のある芸歴5年目の漫談家・濱田祐太郎(28)が、18日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」(日曜・前10時)に出演した。

 「生まれつき目が悪くて、ほとんど目が見えていない。だから書いている文字が見えないんで」と前置きした濱田は、「例えば大事な文章が書き換えられていても全然気がつかない、例えば」と学校法人「森友学園」への国有地売却に関する決裁文書を財務省が書き換えたことを想像させる「時事ネタ」で笑いを取った。

 また、画面の文字を音声で読み上げる携帯を利用しているという濱田。有名人の氏名で音読みと訓読みの読み間違いをネタに漫談を披露。ダウンタウンの松本人志(54)は「彼のこのパワー、話術なんでしょうね。まったく気の毒な感じがしない。それがきっと彼が優勝した要因なんだろうな。お客さんも気の毒な感じで一切見ていないから。5年前、10年前だったらこうじゃなかったかも。1番安定していた」とR―1優勝を納得していた。

 本番は全く緊張がなかったという濱田は「ほかの人がうけていたので、自分の優勝はないと思っていた。楽しもうと思っていた」とR―1を回顧。コメンテーターの落語家・立川志らく(54)は「決勝の時のネタより(この日の方が)面白かった。本当に同情が入っていないからすごい」と称賛した。

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