ヒルクライム、DJ KATSUの脱退を発表  TOC「不安がありますが、歌い続けます」

スポーツ報知
「ヒルクライム」のTOC(左)と脱退したDJ KATSU

 ヒップホップユニット「Hilcrhyme(ヒルクライム)」が19日、17年12月に大麻取締法違反(所持)の疑いで現行犯逮捕されたメンバーのDJ KATSUの脱退を公式サイトで発表した。

 静岡地裁は19日、DJ KATSUこと斎藤桂広(かつひろ)被告(38)に懲役8月、執行猶予3年(求刑懲役8月)の判決を言い渡した。

 公式サイトでは「ご報告」と題し「Hilcrhymeのメンバーとして、2006年の結成から約12年に渡って活動してきたDJ KATSUが、本日付でHilcrhymeを脱退致しました」とした上で、「このようなお知らせをしなければならないのは本当に残念でなりません。これまでの活動や楽曲、共に過ごしてきた日々に沢山の思いがありますが、チームで話し合った結果、DJ KATSUの意志を受け入れてこのような結論に至りました。支えていただいたファンの皆さまには感謝の気持ちでいっぱいです」と経緯をつづった。今後については「HilcrhymeはメンバーのTOCのみで活動させていただきます」と記した。

 ヒルクライムは17年12月4日に、KATSUが大麻取締法違反(所持)の疑いで現行犯逮捕されたことを受け、ユニットの無期限活動停止していた。

 TOCは「一人でのHilcrhymeなど想像もしていなかったので正直不安がありますが、歌い続けます。残りの人生全てをかけてHilcrhymeを全うする所存です」と決意を記した。

 DJ KATSUは「今回の件で皆様に多大なご迷惑ご心配をおかけしました事を心よりお詫び申し上げます」と謝罪し「しばらくは休んで自分自身を見つめ直したいと思っています」などのコメントを発表した。

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