ピース又吉、11年前の原作舞台が映画化

スポーツ報知
又吉直樹

 芥川賞作家で、お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹(37)が初めて書き下ろした舞台「凜(りん)」が映画化されることが20日、発表された。主演は、ボーカルダンスユニット「M!LK」メンバーの佐野勇斗(19)、実力派若手俳優の本郷奏多(27)が務める。2018年度内の上映を予定。

 神隠しの伝説が伝わる学校を舞台にした青春群像サスペンス。07年12月に東京・神保町花月で公演が行われた。監督は、TBS系ドラマ「小さな巨人」(17年)などの演出を手掛けた池田克彦氏が担当する。

 佐野は「芥川賞作家・又吉直樹さんが原作を務められているということで楽しみにしていたのですが、台本を読ませていただいて、とてつもなく面白かったです! まだまだ未熟な僕ですが、事務所の先輩である本郷奏多さんをはじめとする素晴らしキャストの皆様からたくさんのことを学ばせていただきながら、作品にいい味付けができるよう精一杯演じたいと思います」とコメント。本郷は「又吉さんの原作を読んでみたらすごく引き込まれるないようで面白い作品でした。作品に出演することができて非常に嬉しいです」と喜んだ。

 全国公開に先駆け、4月19日から22日まで沖縄県各所で開催される「島ぜんぶでおーきな祭 第10回沖縄国際映画祭」で先行上映される。

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