小倉智昭氏「とくダネ!」リニューアルで山崎&伊藤アナに期待「暴走老人を止められるのは、この2人しかいない」

スポーツ報知
リニューアルされた「とくダネ!」の(左から)山崎夕貴アナ、小倉智昭キャスター、伊藤利尋アナ

 4月から伊藤利尋(45)、山崎夕貴(30)両アナウンサーを加え、リニューアルされるフジテレビ系朝の情報番組「とくダネ!」(月~金曜・前8時)の取材会が22日、東京・台場の同局で行われた。

 99年4月の番組開始以来、メインキャスターを務める小倉智昭氏(70)は「4月で20年目に入ります。4月になって、いろいろな(リニューアルの)声が聞こえてくるかなあと思っていた時に、大変興味のあるお2人との(共演の)話が来た。暴走老人を止められるのは、この2人しかいないんで。今まで以上に突っ走ろうかなと思ってます」と、笑顔で話した。

 同局が狙うのは視聴率のテコ入れ。「朝の情報番組戦争」と言われる激戦区の午前8時台は現在、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」が民放1位。一時低迷していた日本テレビ系「スッキリ」も昨年10月から水卜麻美アナ(30)が加わり、復調傾向にある。

 16年まで民放1位だった「とくダネ!」だが、現在は「スッキリ」と2、3位を争う日々。

 16年7月には放送回数4452回を記録。同一司会者による全国ネット情報番組の最多放送回数を達成した小倉氏は朝のワイドショー戦争について「羽鳥君(の番組)が良くて、最近、日テレとはいい勝負したり、うちが上になったり。ご存知のように母屋(フジテレビ)自体が不振な状態なんで、それもあると思いますし、私が19年もやっていると飽きられるということも当然あるでしょう。テレビ朝日の傾向を見ると、年配の方がかなりあちらに移ってしまった」と分析。

 その上で「それは(熟年の視聴者が)『同世代の司会者はもういいぞ』と思っていることもあると思ってるんです、正直。そのへんをこの2人がこれからカバーしてくれるんで、僕は余生というか」と続けた。

 この答えに「一歩引かれる感じですか?」という質問が飛ぶと、隣の伊藤アナが「そんなことないですよ!」と笑顔で否定。小倉氏自身も「そう言いながら、しゃしゃり出て、また叩かれるという…」と笑顔で話して、取材陣を爆笑させていた。

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