ジュディ・オング、６年ぶり新曲で紅白出場狙う「久しぶりにお呼びにかかりたい」

　歌手のジュディ・オング（６８）が２２日、都内で６年ぶり５７枚目シングル「ほほえみをありがとう」の発表会を行った。

　軽快なポップス調の新曲を初披露。「お久しぶりです。いくつになっても初日は胸がドキドキしちゃう」と照れ笑い。デビューから５０年以上たつが、美貌は健在で「若さの秘訣（ひけつ）は笑い！　精神年齢は２５歳です。いつも心の中は青春でいたい」と目を輝かせた。

　新曲の目標は「老若男女、みんなが歌える歌にしたい」。ＮＨＫ紅白歌合戦への出場を聞かれ、「久しぶりにお呼びにかかりたい。そのために多くの方に届けられたら」と１９８０年以来、３８年ぶりの出場へ意欲を見せた。

　左手薬指に大きなエメラルドの指輪を光らせたが、「（買ったのは）全部自力よ」とキッパリ。一般男性と結婚、離婚歴があり、現在は独身。気になる男性については「いないわ。２匹のワンコが今の楽しみです」と笑った。

　また、代表曲「魅せられて」（７９年）の振り付けについても語った。鳥の翼のようにドレスの袖を腕を広げでスクリーンとしてエーゲ海を映そうとしたが、映像が間に合わず断念。しかし、後ろから光を当てると美しく映ったといい、「私が振り付けました。ケガの功名です」。振り付けは多くのファンがマネする大ブームとなり、「ありがたい。シーツ派とカーテン派があるんです」と語った。