平原綾香「命がけで演じてます」　ミュージカル「メリー・ポピンズ」２５日開幕

　歌手で女優の平原綾香（３３）、濱田めぐみ（４５）が２３日、東京・渋谷の東急シアターオーブでダブルキャストで主演するミュージカル「メリー・ポピンズ」（２５日～５月７日）の公開舞台げいこを行った。

　６４年に公開され、アカデミー賞５部門を受賞した世界的大ヒット映画のミュージカル化で、日本初上陸。バンクス家のナニー（子守）として舞い降りてきたメリー・ポピンズが魔法の力で子供たちを魅了する。すでに１８日からプレビュー公演を行っており、平原は「楽しい場面はもっと楽しく、泣ける場面はもっと泣けるように磨きをかけたい」、濱田も「お客様の前で演じて完成形が見えて来た」と手応えを感じている。

　フライングシーンは日本公演は世界最長となっているが、平原は「想像以上に怖くない。魔法のシステムがいいんでしょうね」とスタッフの技術力に一安心。濱田も「客席まで行くのは躍動感、ワクワク感があります」と笑顔。平原は「世界的な作品。命がけでワンシーン、ワンシーン演じてます。皆さんの心にあるメリー・ポピンズと一致したらいいな」とＰＲした。

　メリーの親友・バート役は大貫勇輔と柿澤勇人のダブルキャスト。５月１９日～６月５日に大阪公演が梅田芸術劇場で上演される。