アリスが４月からヤンタン出演…３人でラジオのレギュラーは初

　大阪・ＭＢＳの春の改編発表会見が２３日、大阪・北区の同局で行われ、３人組フォークグループ「アリス」がＭＢＳラジオ「ＭＢＳヤングタウン」（４月６日スタート、金曜・後１０時）に出演することが発表された。ラジオのレギュラー番組に３人で出演するのは初めてという。

　名物番組に“レジェンド”が仲間を連れて帰ってくる。関西ではおなじみの「ヤンタン」は、かつては週の帯番組だったが、現在は土日のみ放送している。谷村新司（６９）は１９７６年から１０年間、同番組を担当。音楽に笑い、時に下ネタ満載で人気を博した。

　今年は、アリスが２０１９年に本格的に活動を再開するのを前にした「イブイヤー」と位置づけて、３人でのレギュラー出演のオファーを快諾したという。

　谷村は、打ち合わせ時に自身の手書きの進行表を持参。コーナーの詳細についても提案するなどノリノリ。この日は同局東京支社で収録後、テレビ会見に出席。「きょうはちょっとはじけすぎて時間が長くなった。かなりおもしろいものができたと思います」と自信をのぞかせた。

　堀内孝雄（６９）が「１時間あっという間で楽しかった」と振り返ると、矢沢透（６９）も「年も年だし、自然体でやれればいいものはできると思う」と力みは感じられない。３人とも年齢を重ねた深みが出る一方で困ったことも。「番組宛てのアドレスを言う時に、どこにドットが入っているのか、みんなバラバラで分からない。最後に正しいアドレスを伝えてもらうようにしました」と谷村は苦笑いで明かした。