浅田真央さん、ソチ五輪での伝説のフリーは「精神状態も本当に限界」

スポーツ報知
浅田真央さん

 フィギュアスケートの元世界選手権女王で昨年4月に現役を引退した浅田真央さん(27)が24日放送のTBS系「サワコの朝」(土曜・前7時半)に出演し、五輪への思いを明かした。

 19歳で初めて出場した2010年バンクーバー五輪で銀メダルを獲得した。しかし「その時は若かったですし、自分の気持ちもすごく強かったんです。なので2位がすごく悔しかったです」と振り返った。司会の阿川佐和子さん(64)から「私の方が上だと思ったのでは?」などと聞かれると「ありました」と即答した上で「だけど、誰がなんと言っても一番だと思ってくれるぐらいの演技をしようって逆に思いました」と気持ちを切り替えたという。

 「五輪は五輪でしか返せないと思っていたので自分の悔しさは」という思いで挑んだ14年ソチ五輪。ショートプログラムで16位となり「スケート人生の中であそこまで落ちる事ってなかったんです。史上初めてです。自分の中で史上最低順位だった」と明かした。

 フリープログラムでは「精神状態も本当に限界のところだったので」「最終的にはやるしかない。やるべきことはやってきたし、やれることはしてきて。あとはもう自分を信じるしかない」と決めて挑み「すごい緊張していたんですけど、曲が鳴ったら急にいつもの練習しているところにふっと入れたんで、最初のトリプルアクセルに行けたので、それ下りた後であっ行けるかもって思いました」と振り返っていた。

芸能

×