藤井聡太六段をノーベル賞・天野浩教授も称賛「ひたむきさが伝わる」

スポーツ報知
トークショーで笑顔の(左から)天野浩教授、藤井聡太六段、河村たかし名古屋市長

 将棋の史上最年少棋士・藤井聡太六段(15)が24日、愛知県名古屋市の名古屋城本丸御殿で開催された「名古屋城こども王位戦」にゲスト出演した。

 地元・愛知でのイベントで、まずトークショーに参加。決勝大会に進出した小学1年から中学3年の参加者35人(1人病気欠席)に向け、「強くなる方法論は確立されていないので、楽しみながらたくさん指すことが一番」と上達へのメッセージをおくった。

 トークショーには、河村たかし名古屋市長(69)と、青色LEDの研究で2014年にノーベル物理学賞を受賞した名古屋大学教授・天野浩氏(57)も出席。「好きな事にのめり込んだのは大学に入ってから」と回顧した天野氏は、藤井六段について「本当に素晴らしい。才能はもちろん、インタビューの受け答えが謙虚で、ひたむきさが伝わる。本当に応援したくなっちゃう」と人間性を絶賛。会場で藤井六段は天野教授と直接の会話はなかったが、照れくさそうにした。

 一方、子ども時代は「柿泥棒ばかりやっとった」と、相変わらず少々口が悪い河村市長は、藤井六段に「『そうですね』は、あれは口癖? 何ですかアレは」と質問。藤井六段は「つい…」と苦笑するばかり。司会の女性講談師・旭堂鱗林(りんりん、44)は「愛知県では『そだねー』ではなく『そうですね』、『忖度(そんたく)』ではなく『そうたくん』なんですよ」とギャグでフォローしていた。

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