ディーン・フジオカ、初単独主演連ドラの主題歌歌う

スポーツ報知
主演ドラマの主題歌「Echo」を歌うディーン・フジオカ

 俳優で歌手のディーン・フジオカ(37)が連ドラ単独初主演するフジテレビ系「モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―」(4月19日スタート、木曜・後10時)の主題歌「Echo」(エコー)を務めることが25日、決まった。

 「巌窟(がんくつ)王」の邦題で知られる、アレクサンドル・デュマの同名小説が原作。年明けに仕事で滞在していたスイスでイメージを膨らませ、全編英語詞の楽曲を書き下ろした。

 ディーンは「チューリヒや(首都)ベルンの街並み、そこで出会った人々、博物館や美術館の収蔵品から、宗教戦争にまつわる欧州の歴史を身近に感じ、想像力をかき立てられました」と説明。「信仰を持つ人間が、信仰を持つ故にぶつかる壁があるとしたら? 許しとは? 救いとは? 答えの出ない疑問が、『絶望の嘆き』となって頭の中で反響し続けるイメージを込めました」と背景を語った。

 制作当時、「ロシアや東欧のクラブミュージックにハマっていた」ため、その影響が曲調に反映されたという。「教会の様式美を連想させるサウンドから受けたインスピレーションを、自分の曲の中で最もスローなBPM(テンポ)に乗せ、一音一音が重く響くよう表現しました。ピアノの弾き語りも含め、新しい試みが詰まった曲を聴いてほしい」と自信をみせた。

 同作では現代の日本に設定を変え、冤罪(えんざい)によって15年間、異国の地で獄中生活を送った主人公(ディーン)の復讐(ふくしゅう)を描く。

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