テレ朝・早河会長、新日本プロレス放送の時間繰り上げも!?「新たな展開考えられる」

スポーツ報知
今年1月4日の新日本プロレス東京ドーム大会で激闘を展開した内藤哲也(左)とオカダ・カズチカ

 テレビ朝日の角南源五社長(61)の定例会見が27日、東京・六本木の同局で行われた。

 同局と新日本プロレスが共同で運営するインターネットテレビ局「新日本プロレスワールド」について、総合ビジネス担当の平城隆司常務は「新日本プロレスのアメリカでの今月25日(現地)の興行も即完売という大好評で迎えられ、3月に入っての加入者が5000人を超えました。その6割がアメリカ始め海外からの加入となります」と明かした。

 この日は年度末ということで早河洋会長兼CEO(最高経営責任者、74)も出席。同局の新日本プロレス中継番組「ワールドプロレスリング」(土曜・深夜2時)も高まるプロレス人気の中「放送時間の繰り上げも?」という質問が出た。これに対し、早河会長は「一つ伸びている理由はアメリカでの展開です。アメリカ進出が功を奏しているとは思う。新日の正月興行は3万とか集めるほど、コアなファンがいる。そういう人たちが確認視聴したりするし、今、それなりのスターも生まれている。そういう人への関心もあると思う。力道山、ルー・テーズの頃(の人気)までは行っていないが、コアなファンに支えられているだけに今後新たな展開も考えられると思います」と答えた。

 「新日本プロレスワールド」会員数は昨年12月末に一気に4割増加。1・4東京ドーム大会のネットライブ中継が好評で1月の新規会員の8割が海外から、そのうち6割が米国からの加入者となるほど人気。1月4日に行われた新日プロ最大の大会「WRESTLE KINGDOM12」には3万4995人の大観衆が東京ドームに殺到。Wメインイベントとなった1WGP戦、オカダ・カズチカ(30)VS内藤哲也(35)戦以上に話題となったのが、IWGP・USヘビー級戦でケニー・オメガ(34)に挑戦したWWEのスーパースター・クリス・ジェリコ(47)の登場。全米での高い人気を誇るジェリコの参戦が会員数4割増の直接的な要因と見られた。

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