小倉智昭氏、相撲協会臨時年寄総会は「証人喚問みたい」

スポーツ報知
小倉智昭キャスター

 29日放送のフジテレビ系「とくダネ!」(月~金曜・前8時)で、小倉智昭キャスター(70)が、28日に行われた日本相撲協会の臨時年寄総会について「証人喚問みたいだね」と指摘した。

 貴乃花親方(45)=元横綱=は春場所序盤を無断欠勤し、8日目(18日)には弟子の十両・貴公俊(たかよしとし、20)が付け人を暴行した監督責任を問われ、28日に開かれた臨時年寄総会で協会と対立した姿勢を謝罪した。29日には理事会で処分が検討される。相撲取材歴30年の横野レイコ・リポーターは臨時年寄総会の様子を「批判的な声が多かった。さらし者のような感じでうなだれていた」と説明した。

 臨時年寄総会では、契約解除を求める厳しい声も上がったという。横野リポーターは「寄ってたかって貴乃花親方一人をいじめているように映ると思う。11月の日馬富士問題から協会のバッシングは、(協会の)中の声ですけれども『むしろ俺たちがいじめられてるんだ』という声も確かにある。どうしてああいうことを僕たちに言わないでメディアを利用して言ってしまうんだという不満が、たくさんヒラの親方から高まって臨時総会になった」と解説した。

 貴乃花親方については元横綱・日馬富士の暴行問題での報告義務違反なども問われているというが、コメンテーターの社会学者・古市憲寿氏は「日馬富士に関しては貴乃花親方側に理があると思っていた。それを今になって蒸し返してバッシングするのは、このタイミングで話すことなのかなと思う」と疑問。歌手・新妻聖子は「貴乃花親方が貴公俊(暴力)問題で弱っているところに一斉攻撃している感が否めない」と印象を語った。

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