たけし軍団決起集会 ダンカンら「俺たちが頑張るしかない」

スポーツ報知
たけし軍団メンバーとの話し合いを終え、取材に応じるダンカン

 タレント・ビートたけし(71)の独立の経緯をつづった声明文を1日夜に一斉発表した「たけし軍団」のダンカン(59)、水道橋博士(55)、グレート義太夫(59)らは2日、都内で決起集会を開き「上の立場になるオレたちが頑張るしかない」と軍団でオフィス北野を支えていく方針を確認。同社の森昌行社長の「明らかな違法行為」と「完全な裏切り行為」があったと「軍団一同」名義でブログなどで発表してから一夜明け、主要メンバー7~8人が今後について議論した。

 終了後、スポーツ報知の取材に応じたダンカンは声明文について「週刊誌とかで、そういうことじゃないんだけど…ってことが書かれたりしていたので、我々の知っていることをお話ししましょうかって」と説明。一方で、それぞれ事務所への残留を決めたことについては「森さんが頭を下げてくれるなら。最初に(事務所を)始めたのは森さんだから、ゼロからということでもいいかなと思いましたし、経営に関して僕らは全く分からないということも現実的にある」と語った。

 集会では、経営問題の影響で地元の熊本に活動拠点を移した井出らっきょ(58)を再び東京に戻す計画や、社名をたけしの進言通りに「オフィスたけし軍団」に変更できるかなどについて意見交換したという。軍団の今後について、ダンカンは「30年以上ずっと一緒ですから。何があっても。墓場に入るまで一緒でしょう」と改めて絆を強調した。

 一方でオフィス北野の後輩にあたるお笑いコンビ「マッハスピード豪速球」がブログで同社を退社してフリーで活動すると発表。事務所全体で再出発を図るには、まだ流動的な部分もありそうだ。

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