井手らっきょ、たけし軍団騒動で事務所マネの高額給与に不信感「何で20歳代で一千何百万円も…」

スポーツ報知
井手らっきょ

 地元の熊本に活動拠点を移した「たけし軍団」の井出らっきょ(58)が、3日放送のフジテレビ系情報番組「とくダネ!」(月~金曜・前8時)にVTR出演。2日に同市でインタビューに応じ、師匠のビートたけし(71)について「一部報道では、僕を叱ったとなっていますけど、逆です励まされました」と報道を否定した。

 ビートたけしの独立の経緯をつづった声明文を1日夜に一斉発表した水道橋博士(55)、ダンカン(59)らたけし軍団メンバー。オフィス北野の森昌行社長(65)の経営に「明らかな違法行為」と「完全な裏切り行為」があり、たけしの移籍に至ったことを指摘した。

 活動拠点の変更について、「震災が起きてから、熊本の番組に出ていた。ほかの番組にもとの話があったので、熊本に住んじゃおうかな」と経緯を明かした井手。

 事務所の対応については「仕事を取れなかったのは、芸人は自分の力がなかったことなので、誰を責めることはいけない」と前置きした上で「事務所がもうちょっと僕だけでなく、ほかのタレントもプロモーションをしてくれれば、それで熊本で、頑張ろうという気持ちになった」と語った。

 熊本に戻ることを師匠のたけしに報告した際の反応について「『レギュラーをもらうことはうれしいことだけど非常に悲しい。でも、お前が熊本に行ったら俺ら全員で番組を盛り上げに行く。ギャラなんかいらないから』と言って頂いて、うれしかった」。さらに「一部報道では、僕を叱ったとなっていますけど、逆です。励まされました」と否定した。

 一方、森社長については、相談があり電話をしたところ「そういう立場にないと電話を切られた。それがもう冷たいなと思った。30年一緒にやってきて、その事に関しても(たけし軍団の)みんなは怒っている」と不信感をあらわにした。

 さらに、マネジャーらの高額給与について「何で20歳代で一千何百万円ももらえるの?」と経営面を指摘した。

 今後については「仕事の方は楽しくできると思う。元気に、ポジティブに、これからやっていこうかな」と前向きに話した。

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