やくみつるさん「女性は土俵から下りて」騒動に「女人禁制をとっとと撤廃しろと言ってきた」

スポーツ報知
日本相撲協会の八角理事長

 5日放送の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜・後1時55分)では、京都府舞鶴市で4日に行われた大相撲春巡業で、土俵上であいさつをしていた多々見良三舞鶴市長(67)が突然倒れ、救命処置をしていた女性に対し行司が「土俵から下りて」とアナウンスをしていた一件を特集した。

 コメンテーターとして出演の好角家で知られる漫画家・やくみつるさん(59)は「本当にすみません。私が謝ることではないんですが…」と話した後、2000年から2004年にかけて、当時の太田房江大阪府知事が知事賞を授与する際、5度に渡って土俵に上がることを拒否された例をあげ、「二つ問題があって。一つはなんでもマニュアル至上主義であること。もう一つが相変わらずの女人禁制の考え。太田知事の問題の際も私は、とっとと(女人禁制を)撤廃しろと言っていました。1ミリも興行に関わることではないし、先進性の意味からも、その時から、もっと議論しても良かった」と怒りの表情で話した。

 「そもそも女性が不浄という感覚がおかしい。女性はよく、そんなこと言わせておくなと、当時も思いました」と、やくさんは話した。

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