スタジオジブリ鈴木敏夫氏、高畑監督を追悼「さぞかし無念だと思います」５・１５にお別れの会

　「火垂（ほた）るの墓」や「アルプスの少女ハイジ」など数々の名作を手掛けたアニメーション映画監督の高畑勲（たかはた・いさお）さんが５日午前１時１９分、肺がんのため、８２歳で死去した。スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサー（６９）は６日、ファクスなどでコメントを発表した。

　鈴木プロデューサーは「やりたい事がいっぱいある人だったので、さぞかし無念だと思います」と追悼。「宮崎駿とも相談し、ジブリとして盛大なお別れの会をとり行い、見送ることにしました」と明かした。

　スタジオジブリによると、通夜と葬儀は近親者のみで執り行う。お別れの会は５月１５日に行う予定という。