山本耕史、田村正和主演時代劇の再ドラマ化に「似せた方がいいのか悩んだ」

スポーツ報知
共演する早見あかり(左)と野々すみ花(右)に腕を組まれ笑みを浮かべる山本耕史

 俳優の山本耕史(41)が17日、都内で、主演を務めるNHK・BSプレミアムの時代劇「鳴門秘帖」(20日スタート、金曜・後8時)の試写会に出席した。

 山本は幕府転覆の密約を記した血判状「鳴門秘帖」を巡る争いに巻き込まれた美剣士・法月弦之丞(のりづき・げんのじょう)を演じる。吉川英治原作で、1977年に田村正和(74)主演で同局でドラマ化された。

 41年ぶりのドラマ化にあたって、山本は前作を研究したといい、「田村さんは僕とは違う俳優で大先輩。田村さんのちょっと陰のある感じが、僕にはなかなか…。そこと似せた方がいいのか悩んだ」と吐露。元来、ポジティブ思考とあって、「あまり活発な『動』ではなく、静かな怒りや悲しみを表現するように気をつけた。僕にしかできない弦之丞をずっと探し続けて撮影している」と神妙に語った。

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