米米・石井竜也初座長公演で本格的俳優デビュー「もう59になるので…」

スポーツ報知
自らデザインした甲冑と和服で本格俳優デビューする石井竜也

 米米CLUBのボーカルで音楽家の石井竜也(58)が18日、東京都中央区の明治座で初座長公演「石井竜也コンサートツアー2018―陣 JIN―」(19~22日・明治座、以降全国巡演)の公開ゲネプロと会見に出席した。

 演歌歌手の歌謡ショーや時代劇公演の殿堂として知られる明治座。イメージとは対極にあるステージで本格的な俳優デビューに飾る石井は「日本文化を継承する場所にロックやポップス、ファンクを歌っているヤツが立つのは…どう立ち振る舞ったらいいか分からないですが、石井竜也なりの演出をしてみたい。どこにも見たことのない舞台が見られると思いますし、(観客が)日本人に生まれてよかった、というものにしたいです」と抱負を語った。

 甲冑姿で戦国武将にふんした舞台「将軍たちの午後」と、大ヒット曲「浪漫飛行」や「君がいるだけで」などを含むコンサートの2部構成のパフォーマンス。「2週間ぶっ続けはライブでも経験ありませんが、自分も今年59になるので、動けるうちにやっておきたいと」。還暦前の大仕事に燃えている。

 音楽家として、和をテーマにした楽曲ばかりを集めた3枚組アルバム「龍」を18日にリリースした。石井は「父方のおじいちゃんは僕の名前を『龍也』にしようとしていたらしいんですけど、母方のおじいちゃんが『2つに分かれる名前はダメ』ということで『竜也』になったんです。今回、死んだおじいちゃんの意を汲んでみました」と、アルバムタイトルの1字に込めた思いを明かしていた。

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