NGT北原里英が卒業公演「本当に幸せな3年間でした」

スポーツ報知
卒業公演を行った北原里英

 NGT48の北原里英(26)が18日、新潟市のNGT48劇場で卒業公演を行った。

 冒頭「アイドルじゃない自分が想像できない。10年間の重みを感じています。でも最後なので泣いてばかりでなく笑顔で」としんみりしているメンバーをよそにあいさつ。「言い訳Maybe」「ラスベガスで結婚しよう」やデビュー曲「青春時計」など19曲を披露した。

 2008年3月にデビューしてから10年間。アンコール明けにはゲストで柏木由紀(26)がサプライズ登場。北原も驚きで硬直した。最後のあいさつでは「本当にメンバーみんなのことが大好きです。みんなのことをたった3年間かもしれませんが、知ることができて本当に幸せな3年間でした」とスピーチ。これまで笑顔を見せてきた北原も初めて涙を見せた。

 最後の曲はやはり思い入れのある「Maxとき315号」。メンバーが北原に「新潟に来てくれてありがとう!」とお礼すると、北原も「みんなNGTになってくれてありがとう」と応えていた。

 ◆北原最後のあいさつ

 「AKB48グループのメンバーとファンの皆さんとは強い絆があると思います。もともと私はアイドルが好きだったり、アイドルになりたくて入ったわけではないので、最初はファンの方との接し方をどうしたらよいかわからなかったので、どうしたら距離を縮められるかずっと悩んでいました。

 ですが、気づいたらファンの皆さんと凄い近く強い絆で結ばれたようになった気がします。これは、10年間本当に色々あったのですが、それでもあきらめずに推し続けてくださったみなさんのおかげだなと思っています。

 新潟に来る決心が出来たのもみんなだったらついてきてくれるんじゃないかなって思ったからです。一緒に山を越えて新潟に会いに来てくれるんじゃないかなって思ったからです。色んな想いをさせてしまったメンバーだったと思います。兼任だったり、体を張ったお仕事も多かったですし、中々結果を出せない日々もありました。それでも、結果としてあんなに大きい場所でコンサートができて、あんなに沢山の方が私の卒業コンサートを見に来てくれて、会場去る時は一生懸命手を振ってくれて、本当に移籍するまでは想像出来なかった景色です。

 私は一番ファンの方に恵まれているのではないかなって思います。皆さんが沢山背中を推してくれたおかげて、10年間ずっと楽しかったです。これからも私のファンの皆さんでしたらNGT48をずっと見守ってくれるだろうと思いますし、同時に私のことも忘れずに応援してくれてるだろうと思います。

 私はいなくなりますが、これからもNGT48を応援して欲しいですし、今後もまだまだやりたいことが沢山ありますし、これからはもっと違ったかたちで皆さんを楽しませられるように頑張りたいと思います。今日まで応援して下さって、本当に本当にありがとうございました。

 メンバーのみんなとも出会えてよかったなと思います。移籍してなかったらみんなと出会わない人生を歩むところだったので本当に危なかったなと。本当にみんなのことが大好きです。みんなのことをたった3年間かもしれませんが、知れて本当に幸せな3年間でした」

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