中川大志、映画「覚悟はいいかそこの女子。」ヘタレ高校生役初主演

スポーツ報知
主演映画でヘタレ高校生を演じた中川大志

 人気上昇中の若手俳優・中川大志(19)が映画「覚悟はいいかそこの女子。」(10月12日公開、井口昇監督)に主演することが19日、分かった。“ヘタレ男子漫画の先がけ”とも言われている椎葉ナナ氏の同名漫画が原作で、難攻不落の学年イチの美少女を落とすため、ヘタレ脱却を目指す高校生を演じる。

 中川が演じるのは、超イケメンだが、交際経験ゼロで童貞、それなのにモテていると思い込む高校生・古谷斗和(とわ)。「彼女を作るなんてチョロい」と壁ドンして告白しようとするが、逆に壁ドンされて断られ、不良には絡まれて引きずられ、同級生から「しょせん、オマエは観賞用男子だ!」とヤジられるダメっぷり。それでも、人生で初めて恋した相手に認めてもらうため奮闘を続ける。

 新世代のイケメン俳優として注目を集める中川だが「僕自身、虫も、高い所も、お化けも全部嫌い。怖いものが多いヘタレです」と告白。「斗和をどこまで崩してよいものか、さじ加減が難しかった。真っすぐさ、ピュアさ、ヘタレさがいいあんばいで出せるように意識した」と話した。

 16年にファッション誌「ViVi」の読者1万人と編集部員が選ぶ「国宝級NEXTイケメン 次必ず好きになる男」ランキングで1位を獲得。昨年は映画「きょうのキラ君」「ReLIFE リライフ」に主演し、TBS系「花のち晴れ~花男 Next Season~」(火曜・後10時)に出演中の旬の若手俳優だ。1月末にクランクアップした今作は、10代最後の主演作だった。「特別変わりはありませんが、10代のエネルギーやキャラクターと実年齢が近い分、表現できる等身大の部分を大事に演じました」。鮮烈なヘタレ役で新境地を開き、20代に突入する。

 ◆中川 大志(なかがわ・たいし)1998年6月14日、東京都生まれ。19歳。小学5年で芸能活動を始め、2009年7月、NHK「わたしが子どもだったころ」で俳優デビュー。10年に「半次郎」で映画デビュー。11年のNHK連続テレビ小説「おひさま」、日テレ系「家政婦のミタ」、16年の映画「四月は君の嘘」など話題のドラマや映画に出演。身長178・5センチ。

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