テリー伊藤氏、セクハラ被害問題に「女性批判もあるけど福田さんがどれだけダメか」

　２０日放送のＴＢＳ系「ビビット」（月～金曜・前８時）では、１８日に事実上更迭された福田淳一・財務省事務次官（５８）からセクハラ被害を受けていたとして、テレビ朝日の女性記者が週刊新潮に音源などを持ち込んだ問題について特集。番組コメンテーターたちが討論した。

　眞鍋かをり（３７）は「やったとされる側が該当しないと言い切るのは変。受けた側の取り方でセクハラかどうか決まるというこれまでの習慣も見直さなくては。そうしないと言葉遊びに付き合ったり、仕事のために我慢するという女性もいなくならない。男性の考えも変わらない」と述べ、「受け手がどう思うとも、この発言をした時点でセクハラなんだということを決めておかないと、この体質は変わらない」との見解を示した。

　ＮＥＷＳ・加藤シゲアキ（３０）は「いさぎ悪い。セクハラ被害の受け手の感覚とかいう問題でなく、どう考えてもセクハラ。せめて格好悪いなりに、潔くすぱっといかないと」と不快感を示し、テリー伊藤氏（６８）も「セクハラを受けてるのになんで、そういうところに行くのと女性批判があることも事実」とした上で、「番記者になって事務次官から仕事を取ることがどれだけ大変なことか。それを逆手にとって、こういうことを言っている福田さんがどれだけダメかを考えて欲しい」と訴えた。